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momoな毎日

古いカルト映画から最新アクション、海外ドラマまでいろいろレビューしています。好物はオカルト、サイコ、殺人鬼、吸血鬼、廃病院、エイリアン、人魚、ローマ時代などなど。結果的にホラーものが増殖中。

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『ザ・ピラミッド デビルズ・パワー』(2013) - The Pyramid -

Posted by momorex on   0  0

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なんか奇妙な映画ですよー キーになるピラミッドの置物にカリスマ性が無いというか、何というか、B級には間違いないんだけど、ヘンな魅力がある。この悪魔のピラミッドが目的を達成するために、悪をまき散らしながら人の手を転がっていくというお話がオムニバス形式で。内蔵は出てくるけどグロ度は低目。

The_Pyramid_01■ザ・ピラミッド デビルズ・パワー - The Pyramid -■
 2013年/イタリア/90分
 監督:アレックス・ヴィサニ 他
 脚本:アレックス・ヴィサニ
 製作総指揮:アレックス・ヴィサニ
 撮影:ファブリジィオ・コーヴィ
 音楽:ルーカ・トマッシー
 出演:フランシスコ・ロッシーニ
    ラファエル・オットレンヒ
    マウロ・セリーア
    エミリア・ヴァージネリー
    アンドレア・ナポレオーニ
    フェデリコ・ロフレド

解説:
『ヘルレイザー』や『ゾンビ』等、80年代から90年代にかけて大ヒットしたホラー映画をリクペクトし、全盛期のイタリアン・ホラーの復活を目論んだアレックス・ヴィサニを始めとした俊才揃いの製作スタッフが放つ、ノンストップ・パワフル・ホラー。
(公式サイト)

あらすじ:
裏町にひっそりと営む骨董品屋に立ち寄ったあるテレビ・レポーターは、そこで見つけた小さなピラミッドの置物に目を奪われ、思わず買ってしまう。その夜、宿泊していたホテルで夢とも現実とも分からない恐ろしい夢を見た彼。その奇妙な現象は、隣で寝ていた同僚カメラマンにも乗り移り、悪夢に唸される ―


The_Pyramid_11このピラミッドは何でしょう、という事だけど、古の昔から人類の歴史上、残虐な行為が行われていた時にはコレがいつも関わっていた、ということがオープニングで語られる。ローマ時代や南北戦争、ヒトラーの時代など、いつも独裁者の隣に存在した。
このピラミッドは、『ヘル・レイザー』の魔道士と『サイレントヒル』の三角頭さんを足して2で割ったような大男が呪いを込めて作り、赤黒い血をかけて完成させた物。
ずっと大物の横に鎮座していたこのピラミッドが、なぜか裏通りの小さな骨董屋に。その負のオーラを感じ取ったのかどうかは不明だが、一人の男の目に留まり、ここから又、悪夢をまき散らしながら目的を達成するために人々の手を転がっていく。

The_Pyramid_12最初はテレビ局関係者。
この話が何とも分かりにくいけど、2人のテレビマンが悪魔の洗礼を受ける。それは夢と現実が交差して、片腕が勝手に動き出し、自分の首を絞めたかと思うと平静に戻ったり、女達に噛まれたかと思ったら目が覚めたり。しまいには、このピラミッドの尖った方を胸に押しつけ埋め込んでぐるーりと回す。ピラミッドは“鍵”の代わりになって地獄の門を開ける役目を司っているということで、鍵穴は限られた人間の胸。結果、彼らは地獄に取り込まれた。彼らが宿泊していたホテルの部屋に残されたのは、このピラミッド。鍵の役目が終わったらまた元いた場所に戻るらしい。

で、このピラミッドを盗んでしまったホテルの客室係。
彼女が恋人の待つ家に持って帰ったことから、恋人が取り込まれ。ベッドに身体が浮き上がるシーンは『エクソシスト』らしい。

The_Pyramid_14次は『死霊のはらわた』風に始まるお話。森に落ちていたこのピラミッドを若者が拾ったことから、「ゾンビ」が生まれる。そして1人から2人へ、5人へ10人へと、どんどん感染して増えていくゾンビ。
この話のメインは妊娠している妻と夫の2人。頑張って逃げ出し隠れたものの、足が速く、根性も悪そうなゾンビに見つかってしまい夫がまず食べられる。妻はうまく逃げ出したかのようだったが、とぼとぼと町の中心を目指して歩くその足下にはドロドロした赤い血が止めどなく滴り落ちる。ぁらー

The_Pyramid_13最後の話では町中(もしかしたら世界中)がゾンビ天国に。生き残った人間がゾンビ・ハンターとなって戦っているけれど、2人だけしか登場しない。だがきっと、この2人はハンターの中でも精鋭なんでしょう。何故かというとこの町でピラミッドの最終目的が達成されようとしているから。2人はそれを阻止するため、その場所へ向かっている。
大丈夫かな・・


The_Pyramid_16と、こんな感じのお話。
出てくる人はほとんどが異形の者になってしまうから、全体的に台詞が少なく、絵で見せるタイプの作品。イタリアン・ホラーだからとダリオ・アルジェントの派手な感じをイメージしていたものの、これはモノクロをベースに一部ぼかしを使ったりして、全編どこかノスタルジックな感じがする。

ゾンビが人間を食べている描写は内蔵がどんどん出てくる割に、落ち着いた感じの色調だからグロさはあまり感じられない。けれども、ゾンビなんかのメイクはかなり頑張ったのか、ほら、見て下さいよーと言わんばかりにアップがたくさん。これがまた、割と好みで自分は気に入ったけど、一般的にはどうかな..

最初のテレビマンの話が分かりにくい上、いかにもB級テイストだから、ここで消してしまいそうに(実際、1回目に観た時はこのあたりから朦朧とし出して寝てしまった)なるけど、3つ目のゾンビのお話はほとんど台詞無しで結構良く出来ている。この3つ目がラストに繋がりますんで、頑張って起きておきましょう(かと言って最後の4つ目が面白いかは微妙)。


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