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momoな毎日

古いカルト映画から最新アクション、海外ドラマまでいろいろレビューしています。好物はオカルト、サイコ、殺人鬼、吸血鬼、廃病院、エイリアン、人魚、ローマ時代などなど。結果的にホラーものが増殖中。

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『フレッシュ・デリ』(2003) - De grønne slagtere -

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『デリカテッセン』みたいなファンタジー要素のあるブラックコメディかと思ったら、案外真面目な作り。不幸な生い立ちのある2人の男性が肉屋を開き、こっそり人肉を使ったマリネで大繁盛する。最終的にはアットホームな終わり方になるんだけど、いいのかなー、これで。どうも腑に落ちない・・

De grønne slagtere_00■フレッシュ・デリ - De grønne slagtere -■
 2003年/デンマーク/96分
 監督:アナス・トマス・イェンセン
 脚本:アナス・トマス・イェンセン
 製作:ティヴィ・マグナソン 他
 撮影:セバスチャン・ブレンコー
 音楽:イエッペ・コース
 出演:ニコライ・リー・コス(ビャン)
    マッツ・ミケルセン(スヴェン)
    ボディル・ヨルゲンセン
    リーネ・クルーセ
    オーレ・テストラップ

解説:
『キング・イズ・アライヴ』などの脚本を手掛けるデンマークの新鋭、アナス・トーマス・イェンセン監督によるブラックな笑いと恐怖が絶妙に混じり合った人肉ホラー。
(TSUTAYA)

あらすじ:
友人ビャンと肉屋を開業したスヴェン。オープンしたてで全く客が来ない中、ある夜、手違いで電気業者が店の冷凍庫部屋で凍死して遺体となって発見。パニクったスヴェンは恐怖のあまり、片足を鶏肉に見立てマリネにして客へ。これが好評になって客が店の外まで並ぶようになった2人の店。だが、素材の肉が無くなり ―

英題:The Green Butchers


De grønne slagtere_15肉屋ホラーと言えば『デリカテッセン』、ちょっと形を変えて『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』などがあるけれど、どちらも特殊な童話のような世界でのお話。だから成り立った内容でもあったのだろうけど、、この映画はちょっと違っていた。

子供の頃に親を亡くし人付き合いが下手なためにずっと虐められていたスヴェン。今はもういい年だけど、焦ると汗がだらだらと噴き出し、うまく口も回らない。そんなところを勤める肉屋のボスにねちねちと虐められている、生粋のいじめられっ子。
7年前に両親と新妻を車の事故で亡くしたビャン。彼には双子の弟が唯一の家族だが、その弟も事故が元で植物人間の状態。

De grønne slagtere_16スヴェンはボスのイジメが耐えられなくなり、ビャンを誘って肉屋を開業する。
全てを用意し、開店初日を迎えたが、客は誰も来ない。そんな夜、元ボスが様子を見に来た。ビャンは先に帰っていた。嫌味を言いながらも注文を入れてくれたボス。明日の作業のために店を閉めて家に帰ったスヴェン。しかし翌朝、店の冷凍室を開けると、そこには凍死した電気業者の男が。昨日、夜に作業をしていたことを失念して冷凍室の扉を閉めたのだった。扉は表から閉め切るタイプで、中から明けることは出来ない。

De grønne slagtere_17驚いたスヴェン。でも本当に驚いたのはその後、出勤してきたビャンで、片足の無い遺体を発見したこと。動転したスヴェンが太ももでマリネを作ったのだった。

ここからは、道端で死んでいたホームレス、たまたま店に寄った不動産業者、気に入らないアイツもコイツも次々と食肉化。大繁盛した店の主人ということで、どんどん自信を付けていくスヴェン。最初は反対していたビャンも平気になっていく。

De grønne slagtere_11この展開だけではただの人肉肉屋ホラーだけど、ここからどうやってアットホーム感動ものに持って行くのか。
そのキーパーソンとなるのが、植物状態から目覚めるビャンの弟アイギル。彼には知的障害があり、子供のように屈託無く動物好きという設定。兄のビャンは弟を避けているが、それには理由があって、後半はそれをどう乗り越えていくのかというのが筋となる。

この映画の登場人物はどの人も平凡な人に見えて、実はどこか意地悪で残酷であり、同時に善良でもあるという二面性を持っている。スヴェンは引っ込み思案の話し下手であるが、こうと決めたら割と行動力があり、マリネでどんどん自信を付けていく。そしてカッコいい車なんかを買ってしまう。でもそれは全て人肉マリネのおかげで、足下が危うい。
De grønne slagtere_18ビャンはぶっきらぼうだが心の綺麗な青年だったはず。でも結果的に人肉を受け入れ、しまいには憎い弟さえ見捨てようとする。どちらも人間味溢れるとは言い難い。
アイギルも分からないとは言え、酷いことをしてしまったし、ビャンの彼女もしょうがない場面ではあるけれど、最後にはアイギルを見捨てて逃げてった。
反対にイヤなヤツだと思わせておいて、結構いい人だったのが肉屋の元ボス。

人間誰しも二面性があるから、それはいいんだけど、肉屋の2人は結局、人殺しですよね?なのでラストのハッピーエンドは腑に落ちない。食べられた人達がそれはそれはヒドイ人達ならばまだ受け入れられるけど、そうじゃないし。
喜んでいいのか、悲しんでいいのか、なんか、とっても混乱させられる作品だった。

マッツ・ミケルセン(スヴェン)
De grønne slagtere_19デンマーク・コペンハーゲン出身の俳優。
俳優になる以前はプロのダンサーとして活躍。オーフスの国立演劇学校で学び、短編映画数作に出演した後、1996年に『プッシャー』で劇場映画デビュー。デンマークでは多くの映画に出演しており、テレビの刑事ドラマ 『Rejseholdet』でも知られている。兄のラースも俳優。
2004年に『キング・アーサー』でハリウッドにも進出。2006年にはジェームズ・ボンドシリーズの『007 カジノ・ロワイヤル』で悪役ル・シッフルに抜擢され、知名度を高めた。
2012年、『偽りなき者』に出演し、第65回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した。また、同年放映となるテレビシリーズ版の『ハンニバル』でハンニバル・レクターを演じる。
■主な出演作
・プッシャー(1997)
・ブレイカウェイ(2000)
・フレッシュ・デリ(2003)
・キング・アーサー(2004)
・アフター・ウェディング(2006)
・007 カジノ・ロワイヤル(2006)
・ヴァルハラ・ライジング(2009)
・タイタンの戦い(2010)
・三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船(2011)
・偽りなき者(2012)
・ハンニバル(2013/TVシリーズ)

(Wiki:マッツ・ミケルセン)



この人の出演作は結構観ているのに、なんだろう、この影の薄さは・・ この映画での髪型が強烈だったから、これからはちょっと注目していこう。
ハンニバル」は2月からスター・チャンネルで放送開始ですね。2/1と2/8に1話目無料放送がありますよー。


 

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