QLOOKアクセス解析

momoな毎日

古いカルト映画から最新アクション、海外ドラマまでいろいろレビューしています。好物はオカルト、サイコ、殺人鬼、吸血鬼、廃病院、エイリアン、人魚、ローマ時代などなど。結果的にホラーものが増殖中。

このブログは引っ越しました。
http://momo-rex.com
個別ページは3秒後に移転先に自動転送されます。ビックリしないで・・・

移転先新着記事


カテゴリ別記事一覧

スポンサーサイト

Posted by momorex on  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『クライヴ・バーカー 血の本』(2009) - BOOK OF BLOOD -

Posted by momorex on   0  0

死者の進む道がある
死後の世界へと続く道
絶えず死者の魂が通り過ぎていく



■クライヴ・バーカー 血の本 -BOOK OF BLOOD-■ 2009年/アメリカ/101分
 監督   :ジョン・ハリソン
 原作   :クライヴ・バーカー
 脚本   :ジョン・ハリソン、ダリン・シルヴァーマン
 製作   :クライヴ・バーカー他
 製作総指揮:ジョー・デイリー他
 音楽   :ガイ・ファーレイ
 出演   :ジョナス・アームストロング(サイモン)
       ソフィー・ウォード(メアリー)
       ポール・ブレア
       クライヴ・ラッセル
       ロマーナ・アバクロンビー
       サイモン・バムフォード
       ジェームズ・ワトソン

ヨーロッパのとある街。
超常心理学者のメアリーは、少女が惨殺され幽霊屋敷となってしまった1900年代初期の建物「トーリントンの屋敷」で霊界の存在を証明するために実験を行う。千里眼の能力を持つ男子学生サイモンを同行させるが、実験が進むうちサイモンの皮膚が避け、死者の言葉が血文字となって浮かび上がる-




ヘル・レイザー』のクライヴ・バーカー原作、製作。
しっかりと『ヘル・レイザー』1・2の世界観を受け継いでいる。作りは80年代の映画のようにフィルムチックに見せており、CG、CGしていないところが好ましく、怖い。
ヘル・レイザー』のテーマは「快楽の源となる苦痛、拘束と恐怖の下での道徳性」であったが、こちらの作品でも死者の世界に魅了されたメアリーのそれが主題になっている。しかし犠牲にするのは自らの肉体ではない。
モダン・ホラーの巨匠スティーヴン・キングもお気に入りというクライヴ・バーカーとは、どんな人?

クライヴ・バーカーの世界
イギリスの小説家、脚本家、映画監督。 1952年リヴァプール生まれ。
ホラーとダーク・ファンタジーの書き手として知られる。ホラー小説から始まったキャリアは初期を代表する短編集『血の本』(Books of blood)シリーズとして結実し、これによって世界幻想文学大賞と英国幻想文学大賞を受賞した。
バーカーの作品は、「私たち自身のなかにも存在するファンタジー的な世界(これについては同世代のニール・ゲイマンと共通の思想を持つ)」や「超自然的な性の役割」「複雑に絡み合った神話学の構造」などへの描写を特徴としている。
14、5歳のころ、ヒッチコックの監督作品『サイコ』とジョージ・パルの監督作品『宇宙戦争』の2本立て上映を鑑賞、ホラー小説を書きたいと考え始める。著名なホラー小説家であるラムゼイ・キャンベルの講演を聴いたことも、この思いに拍車をかけた。

Wikiより



Book of Blood_19彼の広げるホラーの世界は、昨今の音や映像でびっくりさせる系ではない。
「ホラー」とは「恐怖」の意味だが、その恐怖は目や耳から入ってくる外から与えられるもの(例えば幽霊)だけでは無いことを彼は語る。
それは自身の内面にある、誰にも言えないモノをも指しており、彼の作品に触れる事によって引きずり出され、自身の中にあるそれの存在を認めざるを得ない状況になる。
それが怖いのだ。


Book of Blood_05夜中、電気が消えてしまった先にある「階段の上」や「屋根裏部屋」、「トイレ」。どうして見ずにいられないのか?どうして確認せずにはいられないのか?
注)これについてはこちらの『ヘルレイザー3 怖いもの見たさとは!?』の記事をご参照ください。

そんないらいら、じわじわと来る怖さの表現は今作でも随所に散りばめられており、ストーリーは平凡ながらも面白い作品になっている。特に物語最後に姿を現すあらゆる国の、あらゆる時代の、無言のゴースト達は、昔観た古い映画のそれのようで秀逸だ。作品途中で観るのやめようかな、とたとえ思ってもテレビを消すのはもったいない。がんばって最後まで観よう。

■主な作品_______
小説
1987
血の本 (Books of Blood)シリーズ
 
 
ミッドナイト・ミートトレイン
 
 
ジャクリーン・エス
 
 
セルロイドの息子
 
 
ゴースト・モーテル
 
 
マドンナ
 
 
ラスト・ショウ
1988
魔道士(後にヘルバウンド・ハートと改題) –The Hellbound Heart
 
死都伝説 –Cabal(The Nightbread)
1989
ウィーヴワールド -Weaveworld
1991
不滅の愛 –The Great and Secret Show
 
ダムネーション・ゲーム –The Damnation Game
1995
イマジカ -Imajica
2002
アバラット -Abarat
2003
冷たい心の谷 –Coldheart Canyon:A Hollywood Ghost Story
2004
アバラット2 –Abarat Days of Magic, Nights of War
※日本初出版年

映画
 
『ヘルレイザー』シリーズ
 
1987
 
ヘル・レイザー -Hellraiser
監督・脚本・原案
1988
 
ヘルレイザー2 –Hellbound: HellraiserⅡ
製作総指揮・原案
1992
 
ヘルレイザー3 – HellraiserⅢ: Hell on Earth
1996
 
ヘルレイザー4 – Hellraiser: Bloodline
2000
 
ヘルレイザー ゲート・オブ・インフェルノ
キャラクター原案
2002
 
ヘルレイザー リターン・オブ・ナイトメア
2005
 
ヘルレイザー ワールド・オブ・ペイン
 
 
ヘルレイザー ヘルワールド
2010
 
ヘルレイザー レベレーション
 
1973
サロメ -Salome
監督・脚本・原案
1987
アンダーワールド -Transmutations
脚本・原案
1990
ミディアン -Nightbreed
監督・脚本・原案
1992
キャンディマン -Candyman
製作総指揮・原案
1995
ロード・オブ・イリュージョン –Lord of Illusions
監督・脚本・原案
1997
クイックシルバー –Quicksilver Highway(TV)
出演・脚本・原案
1998
ゴッド・アンド・モンスター –Gods and monsters
製作総指揮
2006
ヘルゾンビ –The Plague
2008
ミッドナイト・ミートトレイン –The Midnight Meet Train








そんなバーカーの今回の被害者はこちら
ジョナス・アームストロング(サイモン)
Book of Blood_09たっぷり苦痛を味わわせられた彼。
そんな彼にはたして快楽はあったのか?


そして自分の世界を見つけてしまった
ソフィー・ウォード(メアリー)
Book of Blood_02


それでは、たっぷりとクライヴ・バーカーの世界をご堪能ください。



Book of Blood_13
死者の進む道がある
死後の世界へと続く道
絶えず死者の魂が通り過ぎていく
時に死者の残虐な行為は
クラック音となり生きる者の耳に入る
その道には標識や交差点も存在する
交差点では死者同士が交わり
時折、この世に迷い込むのだ
                    byメアリー



にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へ 
関連記事

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://momorex.blog.fc2.com/tb.php/30-c63edb34
該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。