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momoな毎日

古いカルト映画から最新アクション、海外ドラマまでいろいろレビューしています。好物はオカルト、サイコ、殺人鬼、吸血鬼、廃病院、エイリアン、人魚、ローマ時代などなど。結果的にホラーものが増殖中。

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『ラッシュ/プライドと友情』(2013) - Rush -

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F1レースとレーサーを扱った話だというのに、黄色みがかった暖かい質感の画面から伝わるこの感じはなんだろう?ヘルメットと車体に自分の名前を刻みつけた男達がサーキットで見るものは、狭い視界一杯に広がる互いのマシンだけ。それは鏡に映る自身の姿でもあるのだ。

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『MUD -マッド-』(2012) - Mud -

Posted by momorex on   0  0

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最近、気になる女の子が出来た14歳男子が謎の男マッドと知り合い、色々な愛の形を知ることで少し大人に成長する物語。・・・とは知らずに観始めたこの映画。そんな事もあってか、反対にどっぷり話に浸かって感動さえしてしまった。監督は『テイク・シェルター』のジェフ・ニコルズ。とてもまともな役でマイケル・シャノンも出ているヨ。〈未体験ゾーンの映画たち2014〉

Mud_04■MUD -マッド- - Mud -■
2012年/アメリカ/130分
監督・脚本:ジェフ・ニコルズ
製作:リサ・マリア・ファルコーネ 他
製作総指揮:トム・ヘラー 他
撮影:アダム・ストーン
音楽:デヴィッド・ウィンゴ
出演:マシュー・マコノヒー(マッド)
   タイ・シェリダン(エリス)
   ジェイコブ・ロフランド(ネックボーン)
   リース・ウィザースプーン(ジュニパー)
   サム・シェパード(トム・ブランケンシップ)
   レイ・マッキノン(エリス父)
   サラ・ポールソン(エリス母)
   マイケル・シャノン(ネックボーン叔父)
   ジョー・ドン・ベイカー(キング)


解説:
長編2作目の「テイク・シェルター」が高い評価を受けた注目の新鋭ジェフ・ニコルズ監督が、少年のひと夏の冒険と成長をビターに描いた青春サスペンス・ドラマ。謎めいた危険な男と出会った14歳の少年2人が、彼の逃亡を手助けようとする中で、単純には割り切れない大人の世界を垣間見ていくさまをミステリアスかつほろ苦いタッチで綴る。少年役は「ツリー・オブ・ライフ」のタイ・シェリダンと新人ジェイコブ・ロフランド。彼らを危うい冒険に誘い込む謎めいた男に「マジック・マイク」のマシュー・マコノヒー。その他、サム・シェパード、マイケル・シャノン、リース・ウィザースプーンら実力派が脇を固める。


あらすじ:
南部のアーカンソーに暮らす14歳の少年エリス。ある日彼は、親友のネックボーンとミシシッピ川に浮かぶ島へと探検に繰り出す。そして2人は、洪水で木の上に打ち上げられたボートに寝泊まりしている怪しげな男マッドと遭遇する。マッドは愛する女性ジュニパーのために殺人を犯して追われる身で、この島でジュニパーと落ち合い、一緒に逃亡する準備をしていると告白する。エリスはその話に引き込まれ、愛する2人の逃亡を成功させようとマッドに協力するのだったが ―

(allcinema)



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『エンド・オブ・ウォッチ』(2012) - End of Watch -

Posted by momorex on   0  0

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FOXの「全米警察24時 コップス」みたいな、臨場感のあるドキュメンタリー風作品。アメリカで最も危険な街を巡回する1組の警官の毎日を追う。カメラは基本的にこの警官の胸に付いており、観ている者は一緒にアジトに踏み込み、銃撃を受ける。この映画を観たら、絶対、警官にはなりたくなくなる。特にアメリカでは

End of Watch_00■エンド・オブ・ウォッチ - End of Watch -■
 2012年/アメリカ/109分
 監督:デヴィッド・エアー
 脚本:デヴィッド・エアー
 製作:デヴィッド・エアー 他
 製作総指揮:ジェイク・ギレンホール 他
 撮影:ロマン・カシヤノフ
 音楽:デヴィッド・サーディ
 出演:ジェイク・ギレンホール(ブライアン・テイラー)
    マイケル・ペーニャ(マイク・ザヴァラ)
    ナタリー・マルティネス(ギャビー)
    アナ・ケンドリック(ジャネット)
    デヴィッド・ハーバー(ハウザー)
    フランク・グリロ(巡査部長)
    ハイメ・フィッツシモンズ(リース警部)
    アメリカ・フェレーラ(オロスコ)
    モーリス・コンプト(ビッグ・イーヴル)
    ヤヒラ・"フラキス"・ガルシア(ララ)

解説:
ヒスパニックや黒人のストリート・ギャング団の抗争が絶えず、アメリカ国内でもっとも危険な街とも言われるロサンジェルスのサウス・セントラル地区を舞台に、常に死と隣り合わせの日常を送る一組のパトロール警官コンビの過酷な日々の現場と強い絆を描いた衝撃のリアル・ポリス・アクション。主演は「ブロークバック・マウンテン」のジェイク・ギレンホールと「L.A. ギャング ストーリー」のマイケル・ペーニャ。監督は「ワイルド・スピード」「トレーニング デイ」の脚本で注目され、本作が監督3作目となるデヴィッド・エアー。LA犯罪現場の最前線を、実際にサウス・セントラルで10代を過ごしたエアー監督がリアリティと臨場感にこだわり、緊迫感あふれる筆致で描き出す。
(allcinema)

あらすじ:
ロサンゼルスの一角に位置する重犯罪多発地域サウス・セントラル、ニュートン地区。ここでパトロールに当たる2人の巡査テイラーとザヴァラは、別件で逮捕した男の親戚の家に立ち寄る。そこで一人の男と大量の麻薬、惨殺遺体を発見したことから、メキシコの巨大麻薬カルテルに目を付けられることになり ―


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『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012) - Django Unchained -

Posted by momorex on   6  3

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痛快娯楽タランティーノ・ウェスタン!映画館に行けなかったのでレンタルをとても楽しみに待っていた本作。この監督だから長いんだろーなーと思いつつ遅い時間から観始めたけれど、途中でやめられなくなって165分があっという間。普通ならザクザクと切り落とされる監督らしい長々とした会話を堪能しました。楽しかったー。勧善懲悪万歳!!

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■ジャンゴ 繋がれざる者 - Django Unchained -■
 2012年/アメリカ/165分
 監督 :クエンティン・タランティーノ
 脚本 :クエンティン・タランティーノ
 製作 :レジナルド・ハドリン 他
 制作総指揮:シャノン・マッキントッシュ 他
 撮影 :ロバート・リチャードソン
 出演 :ジェイミー・フォックス (ジャンゴ)
     クリストフ・ヴァルツ  (Dr.キング・シュルツ)
     レオナルド・ディカプリオ(ムッシュ・キャンディ)
     サミュエル・L・ジャクソン(執事スティーブン)
     ケリー・ワシントン   (ブルームヒルダ)
     ドン・ジョンソン    (ビッグ・ダディ)
     ウォルトン・ゴギンズ  (ビリー・クラッシュ)
     ローラ・カユーテ    (ララ)
     フランコ・ネロ     (アメリゴ・バセッピィ)
     ジョナ・ヒル      (ランディ)

解説:
 「キル・ビル」「イングロリアス・バスターズ」のクエンティン・タランティーノ監督が、南北戦争直前の黒人奴隷制を真正面から取り上げつつ、マカロニウエスタンへの愛を爆発させた痛快バイオレンス・アクション。元奴隷のジャンゴがドイツ人の賞金稼ぎキング・シュルツの助けを借りて壮絶な復讐に乗り出すさまを描く。主演は「Ray/レイ」のジェイミー・フォックスと「イングロリアス・バスターズ」のクリストフ・ヴァルツ。また、非道な農園領主を演じたレオナルド・ディカプリオのかつてない悪役演技も話題に。


あらすじ:
南北戦争勃発2年前のアメリカ南部。賞金稼ぎのドイツ人歯科医キング・シュルツは、お尋ね者三兄弟の顔を知る黒人奴隷ジャンゴを見つけると、彼の鎖を解き放ち、三兄弟の追跡に繰り出す。その後、ジャンゴの腕を見込んだシュルツは、彼を賞金稼ぎの相棒にして2人で旅を続けることに。しかし、そんなジャンゴが真に目指す先は、奴隷市場で生き別れた最愛の妻ブルームヒルダのもと。やがて、彼女が極悪非道な農園領主カルビン・キャンディに売り飛ばされたことを突き止めたジャンゴとシュルツ。2人はキャンディに近づくため、ある周到な作戦を準備するのだが-
 (allcinema)


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『海岸』(2011) - The Shore -

Posted by momorex on   0  0

30分の短編ながら、別れてしまった兄弟同然の幼なじみとの葛藤を軸に、北アイルランドの港町に住む人々の過酷な状況、アメリカへの移住、強い絆、、などが盛り込まれる。決してよくない状況の中にありながら力強く、暖かく生活する人々に何かがもらえる良作。

The Shore_00■海岸 - The Shore -■
 2011年/イギリス/30分
 監督 :テリー・ジョージ
 脚本 :テリー・ジョージ
 製作 :テリー・ジョージ 他
 撮影 :マイケル・マクドノー
 出演 :キアラン・ハインズ(ジョー)
     コンリース・ヒル (パディ)
     ケリー・コンドン (パトリシア)
     マギー・クローニン(メアリー)

解説:
第84回アカデミー賞で短編実写映画賞受賞。短いストーリーながら、社会派監督らしく背景に北アイルランド問題を盛り込んで、深い見応えを見る者に与える。キャストも「裏切りのサーカス」やTV「犯罪捜査官アナ・トラヴィス」シリーズのC・ハインズ、「砂漠でサーモン・フィッシング」のC・ヒルら、短編の小品らしからぬ充実のメンバーがそろった。


あらすじ:
北アイルランド出身の男性ジョーが25年ぶりに、24歳の娘パトリシアを連れて故郷の町に帰る。故郷には以前と同じように、懐かしい海岸がある。ジョーには、ある誤解から対立するようになった幼なじみの友人パディがいたが、パディは今、ジョーの元婚約者のメアリーと結婚していた。ジョーは少しずつ苦い過去を思い出すが、25年前に一体何があったのか。それでもパトリシアはジョーとパディの仲を取り戻そうとしていくが-
 (WOWOW)


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『宇宙人ポール』(2011) - Paul -

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ヒッチハイカーはエイリアン。彼を乗せたお茶目なオタク2人組はどこを目指すのか?

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■宇宙人ポール - Paul -■
2011年/イギリス・アメリカ/104分
監督:グレッグ・モットーラ
脚本:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト
製作:ニラ・パーク、ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー
製作総指揮:ナターシャ・ワートン、デブラ・ヘイワード他
音楽:デヴィッド・アーノルド
撮影:ローレンス・シャー

出演
サイモン・ペグ(グレアム・ウィリー)
ニック・フロスト(クライヴ・ゴリングス)
セス・ローゲン(ポールの声)
ジェイソン・ベイトマン(ゾイル捜査官)
クリステン・ウィグ(ルース・バグス)
ブライス・ダナー(タラ・ウォルトン)
ビル・ヘイダー(ハガード捜査官)
ジョー・ロー・トルグリオ(オライリー捜査官)
ジョン・キャロル・リンチ(モーゼ・バグス)
シガーニー・ウィーバー(ビッグ・ガイ)
カメオ出演
スティーヴン・スピルバーグ(本人の声)
コーリー・ウォーカー
ロバート・カークマン
ライアン・オットレー

解説:
「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!」のサイモン・ペッグ&ニック・フロストのコンビが脚本・主演で贈る痛快SFコメディ。
コミックと映画の祭典“コミコン”目当てにアメリカへとやって来たイギリスのオタク青年2人が、旅の途中で極秘施設から逃げ出してきた宇宙人ポールと遭遇してしまい、彼を故郷に帰してあげようと奮闘する姿をカルチャー・ギャップ・ネタを盛り込みつつ、SF映画やスピルバーグ作品へのオマージュをふんだんにコミカルに綴る。監督は「スーパーバッド 童貞ウォーズ」「アドベンチャーランドへようこそ」のグレッグ・モットーラ。
  (allcinema)

あらすじ:
Paul_07イギリスに住むグレアムとクライヴの陽気な二人組は、幼い頃からの夢「コミコン」参加とUFOスポット巡りを果たすため、はるばるアメリカへとやって来た。
年に一度カリフォルニアで開催される「コミコン」を堪能した二人は、そのままキャンピングカーでUFOスポットへ出発。エリア51、ブラックメール・ボックスなどを見て周り、快調に車を飛ばしていた。
そんなある夜、追い抜いて行った車が事故を起こすのを目撃。二人は慌てて助けに走り寄る。しかしそこに立っていた事故の被害者は、なんと宇宙人だった-



コミコン・インターナショナル
毎年7月か8月の4日間、カリフォルニア州サンディエゴで開催される、漫画などの大衆文化に関するコンベンション、およびそれを運営する非営利団体。1970年、ゴールデン・ステート・コミック・ブック・コンベンションとしてシェル・ドルフらによって創設された。サンディエゴ・コミコン、または単にコミコンとも。
当初はコミックやSF・ファンタジー映画などが中心だったが、年を追うごとに文化の幅を広げ、1日に約12万5千人が来場するコンベンションに成長している。 (Wiki/コミコン)






Paul_031947年、ワイオミング州ムーアクロフト。夜。
田舎の一軒家で飼われているゴールデン・レトリーバーの‘ポール’が外に出たがったため、出してやった少女タラ。様子がおかしいので外を覗くと、そこにはオレンジに光る大きな物体が‘ポール’めがけて、今まさに落ちてこようとしていた-

こんな『未知との遭遇(1977)』か「Xファイル(1993~2002)」のようなシーンで始まる本作。かの有名なロズウェル事件注)も1947年。
そのちょうど同じ頃にワイオミング州ムーアクロフトでもUFO墜落があり、怪我をした宇宙人が助けられ、収容された、と。その宇宙人の名は‘ポール’。その名を付けたのは、どうやら少女タラらしい。
そして宇宙人‘ポール’は、その後60年もの長い間、軍もしくは政府のために、色々な情報を与え続け協力する。
その中には、地球の大衆娯楽製作、例えば映画や海外ドラマの主人公を創作する監督にも助言、協力している。具体的にはヒーリングの力を持つエイリアンや、エイリアンに妹をさらわれたFBI捜査官などの設定だ。
こうやって長い間アメリカにその知識を教示してきたポールだったが、とうとう最後の情報開示の時が来てしまった。それは彼の「脳」。その秘密を知るために、命を捧げ解剖されることが決まったとき、ポールは逃げ出すことを決意。協力者の力を借りて、慣れない車で基地を飛び出す。そして事故った時に、たまたま通りがかったのがグレアムとクライヴだった。


注)ロズウェル事件
Roswell1947年7月アメリカ合衆国ニューメキシコ州ロズウェル付近で、何らかの物体が回収されたことを含む、一連のできごと。
6月14日、農家ウィリアム・"マック"・ブレイゼルは、フォスター牧場で働いている間に奇妙な残骸があることに気づいた。それは広い範囲に散らばるゴムひも、スズ箔、いくぶん頑丈な紙、棒によって作られた輝いた残骸などであった。連絡を受けた保安官から軍へと情報はあがり、早々に回収される。回収先はエリア51(Area 51、正式:グレーム・レイク空軍基地)である。
回収物には地球上の物では無いような初めて見るものがあったり、死んだ生物のような物を見たとの目撃者も出たが、軍は墜落した「気象観測用気球」であったと発表する。
この出来事はすぐに忘れさられたが、30年以上後に突如注目を浴びることになった。
1978年、UFO研究家のスタントン・T・フリードマンは、1947年の事件発生当時、問題の残骸の回収に関わったジェシー・マーセル少佐にインタビューを行い、「軍は異星人の乗り物を極秘裏に回収した」と発表した。フリードマンの主張はテレビのドキュメンタリー番組で取り上げられることとなった。
そしてここに「政府の陰謀」説が生まれ、マニアの中で未だに議論され続けている。 Wiki/ロズウェル事件

エイリアンと政府の陰謀」についてはこちらの記事『フォーリング スカイズエイリアンとは!?をご参照下さい。



Paul_23こうして宇宙人ポールとオタク二人組の珍道中が始まる。
行き先はポールが仲間と連絡が取れる場所。とにかく北へ走れとポールは言う。
しかしこの宇宙人。見かけはどこから見てもエイリアンだが、中身はどう見ても口の悪い地球人。パンツとサンダルを履き、Fの付く言葉を連発。60年以上もの地球暮らしで、すっかり中身は地球人となっており、皮肉屋で口は悪いが情に厚いところもあって、なかなかアメリカ西部人らしい。いいか悪いかはさておき..。

オタクな二人が長年夢を見ていたUFOスポット巡りの最中に、本物のエイリアンに出くわし一緒に車で旅することになったというのに、グレアムとクライヴは非常にクールで冷静だ。独特のイギリス英語で話し合い、エイリアンの態度に不満をぶつけさえする。しかし、だからこそ人間二人とエイリアンは徐々に固い絆で結ばれていく。
この旅は仲間を増やしながら続けられるが、数々の敵が追っており困難を極める。

政府側の捜査官がボスの命令により追ってくる。
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これは指示を出すボスの手
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途中で旅を共にすることになった娘の、怖い父親も追ってくる。
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さぁ、どう見てもインドア派の二人が、この困難を切り抜け、無事にポールを仲間の元へ連れて行くことが出来るのか?

サイモン・ペグ(グレアム・ウィリー)
Paul_29イギリスのコメディアン・俳優・脚本家。
テレビシリーズ『スペースド』で、『スター・ウォーズ』おたくの主人公を演じて注目される。この番組では脚本も書いている。『スペースド』の監督エドガー・ライトと、共演したニック・フロストと3人のコンビで製作したホラー・コメディ『ショーン・オブ・ザ・デッド』もヒットした。この映画が縁で、ジョージ・A・ロメロの『ランド・オブ・ザ・デッド』にゾンビの役でカメオ出演している。
■主な出演作品
・チューブ・テイルズ -Tube Tales (1999)
・24アワー・パーティ・ピープル -24 Hour Party People (2002)
・ショーン・オブ・ザ・デッド -Shaun of the Dead (2004)
・ランド・オブ・ザ・デッド -Land of the Dead (2005)
・ミッション:インポッシブル3 -Mission: Impossible III (2006)
・ビッグ・トラブル -Big Nothing (2006)
・ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン! -Hot Fuzz (2007)
・恋愛上手になるために -The Good Night (2007)
・ダイアリー・オブ・ザ・デッド -Diary of the Dead (2007)
・スター・トレック -Star Trek (2009)
・アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの -Ice Age: Dawn of the Dinosaurs (2009)
・ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島 (2010)
・タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 (2011)
・ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル (2011)


ニック・フロスト(クライヴ・ゴリングス)
Paul_30イギリスのコメディアン、俳優、脚本家。
イングランド、ロンドン出身。レストランでウェイターとして働いていたが、チャンネル4のコメディシリーズ『スペースド』に出演し人気者になる。
■主な出演作品
・ショーン・オブ・ザ・デッド -Shaun of the Dead (2004)
・キンキーブーツ -Kinky Boots (2005)
・ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン! -Hot Fuzz (2007)
・ペネロピ -Penelope (2008)
・パイレーツ・ロック -The Boat That Rocked (2009)
・アタック・ザ・ブロック -Attack the Block (2011)
・タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 (2011)
・スノーホワイト -Snow White & the Huntsman (2012)





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本作は、数々のSF、エイリアン作品にオマージュが捧げられており、数えながら観ていくという楽しみ方も出来る。そして何より主演のコメディアンの二人には「毒気」という物が無く、他のコメディ映画に比べて非常にソフトで観やすいものになっている(管理人は毒々しいコメディは苦手)。
例えるなら『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010)』の二人組に似ている。
そして、最後にとっておきのラスボスが登場する。その登場と最後に思わず手を打つこと間違いなしだ。

ではまた

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『バトルシップ』(2012) - BattleShip -

Posted by momorex on   2  3

最先端の技術を使った、どこか懐かしい海戦アクション

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■バトルシップ -BattleShip-■
 2012年/アメリカ/131分
 監督:ピーター・バーグ
 脚本:ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー
 原案:ハスブロ社ゲーム「バトルシップ」
 製作:ブライアン・ゴールドナー、スコット・ステューバー、ピーター・バーグ他
 製作総指揮:ジョナサン・モーン、ブレイデン・アフターグッド
 音楽:スティーヴ・ジャブロンスキー
 撮影:トビアス・シュリッスラー
 出演:テイラー・キッチュ(アレックス・ホッパー)
    アレクサンダー・スカルスガルド(ストーン・ホッパー)
    リアーナ(レイクス)
    ブルックリン・デッカー(サム)
    浅野忠信(ナガタ)
    リーアム・ニーソン(シェーン提督)
    ピーター・マクニコル(合衆国国防長官)
    ハーミッシュ・リンクレーター(キャル・ザパタ博士)
    グレゴリー・D・ガドソン(ミック)

人類の明日を賭けた戦いは、海から始まる-。

あらすじ:

BattleShip_162005年。地球とほぼ同じ環境の惑星を見つけたアメリカは、その惑星に向け友好的な呼びかけを多大な電波信号にのせ送るビーコン・プロジェクトを発足。2006年よりハワイ、ビーコン基地にて信号の送り出しを開始した。
ハワイ。オアフ島。定職に付かず無鉄砲な毎日を送るアレックス。海軍士官の兄に海軍入隊を勧められるが気が進まない。が、たまたまバーで見かけ、一目惚れした彼女が海軍提督の娘だったこともあり、入隊を決意する。
それから5年。海軍大尉となったアレックスは兄と共にオアフ島沖で行われる世界13ヵ国の海軍が集うリムパック(環太平洋海軍合同演習)に参加していた。
ちょうどその時、コロラド州の国際ビーコン・プロジェクト基地にて、地球に向けて飛来する5つの未確認物体を確認。すぐさまNASAに連絡するも、物体は大気圏突入し北半球の各地に落下。そのうちの1つがアレックス達のいるハワイ沖に落下する-




今年最初の映画館での鑑賞作品。
これは眠気を吹っ飛ばしてくれた。
元気ありあまる主人公、軍関係の恋人、友情、兄弟愛などと、(今作の主役ではないが)空母と戦闘機が出てくるあたりに、懐かしき『トップガン(1986)』を思わず思い出した人も多いのではないだろうか。

海戦ものの映画は意外に少なく、VFXが発達した今日でもあまり製作されていない。
昔であればミニチュアを使ったらしいが、やはり迫力に欠け、現在であれば確か『パイレーツ・オブ・カリビアン』で解説があったように、VFXでの「海」製作に多大の費用がかかるとのこと。製作側が二の足を踏むのには充分な理由と言える。
■主な海戦映画
 ・第七機動部隊
(1952) ニュースフィルムの多用
 ・深く静かに潜航せよ(1958) ミニチュア利用の潜水艦バトル
 ・ビスマルク号を撃沈せよ!(1960) ミニチュアを駆使した洋上バトル
 ・ミッドウェイ(1976) ニュースフィルム及び日本「東宝映画」の特撮シーン利用

本作の見どころは、VFXを駆使した迫力ある洋上バトルだけではない。
見えない敵の位置を推測しながら、マス目に区切られた場所に攻撃する。
頭脳戦の緊張感-。ここも大きな見どころとなっている。
この場面は原案である米国ハスブロ社のボードゲーム「バトルシップ」そのものだ。
ボードゲーム「バトルシップ」は、世界30ヵ国以上で販売され、PCゲーム、iPhone、Androidアプリなど、様々なハードへ移植されているロングランゲームだ。1931年に発表され、1967年にボードゲームとなった。




監督ピーター・バーグ
BattleShip_23父親がアマチュア海軍歴史家で、子供の頃から海軍、海戦に詳しかった監督。
その経験にボードゲームとエイリアンというSF的要素を融合させ、見事な戦争映画を作りあげた。

1962年、ニューヨーク生まれ。
俳優として出発した。TVシリーズ『シカゴ・ホープ(94~00)』出演の傍ら、このドラマの脚本、監督も手がけスタッフとしての活躍を始める。『ベリー・バッド・ウェディング(1998)』で映画監督デビュー。この作品は過激なブラックコメディとして話題となった。

■監督作品
 ・ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン(2003)
 ・プライド/栄光への絆(2004)
 ・キングダム/見えざる敵(2007)
 ・ハンコック(2008)
 ・Lone Survivor(2013)






本作で主人公がリムパック(環太平洋海軍合同演習)の見学に来ていた子供に「駆逐艦が最も強いんだぜ」と教える台詞がある。この映画を観るにあたって、軍艦の知識が少し必要になるかも知れない。
自分は聞いたことがあるくらいしか知らなかったので、??となった。
で、調べてみた。

軍艦とは!?
軍艦(ぐんかん warship、naval vessel)とは、戦闘力を持つ艦艇(非武装であっても補給艦や輸送艦などを含む)の総称。特に、海洋法に関する国際連合条約(国連海洋法条約)29条に定める船舶を指すことが多い。
一般に、軍艦と「戦艦(BattleShip)」は混用されることが多いが、軍事関係の専門用語としては戦艦は軍艦の一種であって、軍艦に包含されるものとされる。
すなわち、軍艦というのは海軍が使用する艦船、つまりは空母、戦艦、巡洋艦、潜水艦、揚陸艦などの総称である。
Wiki



本作で活躍するのは
 ●アメリカ海軍イージス艦 JPJ(ジョン・ポール・ジョーンズ)
 ●日本海上自衛隊イージス護衛艦 みょうこう
 ●アメリカ海軍イージス艦 サンプソン
あと一隻あるんだけど、これはネタバレになるのでここでは内緒。

イージス艦とはイージス・システムを持っている船のこと。
イージス・システムとは、艦隊に襲来する多数の対艦ミサイルを感知、迎撃するために米海軍が開発した艦隊防空システム。100以上の目標を探知・識別・追尾し、十数基のミサイルを同時に迎撃できる。このシステムを搭載した軍艦をイージス艦といい、アメリカ83隻、日本6隻、スペイン4隻、韓国2隻、ノルウェー5隻を保有しており、オーストラリアも建造中である。



BattleShip_22本作にはシェーン提督の乗る空母ロナルド・レーガンや太平洋戦争での日本の降伏調印式場となった戦艦ミズーリ(現在はパールハーバーで記念艦として保存)なども出てくる。
巨砲を搭載し、分厚い装甲で覆われた戦艦は、第二次大戦までは文字通り主力艦として君臨。しかし日本海軍による真珠湾攻撃によって、戦艦が航空機の前に無力であることが判明。海戦の主力は空母と潜水艦に取って代わられた。
これら退役していた戦艦のうち、4隻はトマホーク巡航ミサイルを搭載し、湾岸戦争(1991年)に参加した。湾岸戦争後は維持費の嵩むアイオワ級(アイオワ、ニュージャージー、ミズーリ、ウィスコンシンの4隻)は不要とされ、長い戦艦の歴史に終わりを告げた。
ミズーリは全長270.6m、排水量57,350トン。対するイージス艦JPJは全長153.8m、排水量9,094トン。トマホーク搭載艦としてなら、防空能力の優れたイージス艦の方がはるかに効率的だと考えられた。
で、最初の主人公の台詞になるわけです。
「駆逐艦が最も強いんだぜ」

ちなみに日本海上自衛隊イージス護衛艦みょうこうは実在する(知りませんでした。すみません)。
こんごう型護衛艦の3番艦。艦名は妙高山に因み、旧海軍妙高型重巡洋艦「妙高」に続き日本の艦艇としては2代目。
こんな各国の軍艦が集まり演習するリムパック(環太平洋海軍合同演習)も本当にあることだ。
(無知でした。申し訳ありません)

リムパックとは
環太平洋合同演習(Rim of the Pacific Exercise)はアメリカ海軍主催によるハワイの周辺海域で実施される海軍の軍事演習のこと。リムパック(Rimpac)とも呼ばれる。1971年から2年に1度実施されており、海上自衛隊は1980年から参加するようになった。
一番最近の演習は一昨年実施されたリムパック2010で、アメリカ、日本、韓国、カナダなど14ヵ国から、艦艇40隻、航空機170機、人員20,000名が参加した。
リムパックの当初の目的は、ソ連海空軍に対してのものだったが、最近は対テロ戦といった非対称戦や人道救援、捜索救難、大規模災害派遣なども想定されている。
戦艦ミズーリも1988年、1990年に参加した。  (映画パンフより)



※「宇宙戦艦ヤマト」の全長は265.8m、全幅34.6m、全高77.0m、排水量62,000トンとのこと。ちなみにこの艦は残念ながら実在しません。



本作『バトルシップ』の見どころは軍艦だけではない。
突如飛来してきた未確認物体と、その乗組員エイリアンもかなり凝っており、VFXを駆使した洋上バトルはもちろん『トランスフォーマー』に続けと作られたにふさわしいものとなっている。
そして本作に出てくるエイリアンは、他作に見られる「未知の生物」とは少し違う。分厚いヘルメットの奥に見える「瞳」に感情が映し出されるのだ。エイリアンに何故「人間性」を持たせたのか?このあたりも少し考えながら本作を観てみると、また違った感想になるかもしれない。


通常ならここで出演者のご案内を入れるところだが、出演者については他サイト、ブログにたっぷりあるだろうから、この記事は今は退役となり静かに眠っている戦艦に捧げることにいたします。

ではまた



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『ザ・タウン』(2010) - The Town -

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銀行と現金輸送車強盗が世界一多い街

The Town_14


■ザ・タウン -The Town-■ 2010年/アメリカ/125分
 監督:ベン・アフレック
 脚本:ベン・アフレック、ピーター・クレイグ他
 原作:チャック・ホーガン『強盗こそ、われらが宿命』
 製作:グレアム・キング、ベイジル・イヴァニク
 製作総指揮:デヴィッド・クロケット、ジョン・ジャッシニ
 音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
 撮影:ロバート・エルスウィット
 出演:ベン・アフレック(ダグ・マクレイ)
    ジェレミー・レナー(ジェム)
    ジョン・ハム(フローリー)
    レベッカ・ホール(クレア)
    ブレイク・ライヴリー(クリスタ)
    オーウェン・バーク(デズモンド)
    スレイン(グロンジー)
    ピート・ポスルスウェイト(ファーギー)
    クリス・クーパー(スティーヴン・マクレイ)

解説:
人気俳優のB.アフレックが、C.ホーガンのミステリー小説「強盗こそ、われらが宿命」をもとに、自ら監督・共同脚本・主演を務めて絶賛された、スリル満点の犯罪ドラマ。
 (WOWOW)

あらすじ:
The Town_01ボストン・チャールズタウン。ここは「銀行強盗は職業のように父から子へ受け継がれる」と言われるほど全米屈指の強盗犯罪多発地区だ。この街で生まれ育ったダグも例にもれず、幼なじみ4人組での強盗を生活の糧としていた。
今回も彼ら4人は覆面で銀行を襲うが、女性支店長のクレアを人質に取るという不測の事態が発生。無事逃げおおせた後クレアを解放するが、しばらく彼女を監視することになった。正体を隠してクレアに近づいたダグ。が、思いもよらずクレアに惹かれてしまう-





上の画像はボストン中心部を望むチャールズタウンだ。
ニューヨークの摩天楼を望む周辺地域にどこか似ている。
チャールズタウン中心にそびえるのは「バンカーヒル記念塔」(独立戦争における主な戦いのひとつであるバンカーヒルの戦いを記念し、1825年から17年の歳月を費やして建てられた同国最初のオベリスク)。

ここボストンは監督、主演のベン・アフレックの出身地である。
ベン・アフレック(ダグ)
The Town_07カリフォルニア州バークレー出身。父親のティモシー・アフレックはソーシャル・ワーカー、母親のクリス・アン(旧姓ボルト)は小学校の教師。弟のケイシー・アフレックも著名な俳優である。両親の離婚後、マサチューセッツ州ボストンに移住。8歳の時にマット・デイモンと知り合う。
マット・デイモンと共同執筆し、共に出演もした『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997)』の舞台もボストンだ。この物語でもボストンの街から飛び出したい若者達が主人公である。
結局『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のチャッキー(B.アフレック)は街に残ることになる。
だが今作『ザ・タウン』のダグは街をでることに成功する。これは彼の物語なのだろうか。

ベン・アフレックの出演作は多数あるが、たまにいいものがあるくらい(オイ)。
が、監督作は今のところはずれなし。
その1作目が日本劇場未公開、2007年『ゴーン・ベイビー・ゴーン -Gone Baby Gone-』だ。
この作品では監督、脚本、製作をこなし多数の映画賞を受賞した。主演は弟のケイシー・アフレック。そしてこの作品の舞台はボストン・ドーチェスター地区(原作者デニス・レヘインの出身地)。撮影も同地区で行われた。

●簡単なあらすじ
パトリックはボストンでパートナー兼恋人のアンジーと組んで失踪者を探す私立探偵。ある日、下層階級が住む小さな町で少女誘拐事件が起きる。4歳の少女アマンダが自宅から忽然と姿を消したというのだ。「娘を助けて」と悲痛な姿をテレビカメラにさらし世間の関心を一身に集める母親・・・テレビのニュース、ワイドショーは一斉にこの事件を取り上げ、街は騒然となる。初日に解決をしないと、検挙率が10%まで落ち込むという誘拐事件。しかし少女の失踪から既に3 日が経過していた。そんな中、パトリックとアンジーのもとへ、アマンダの叔母ビーと叔父ライオネルが訪れ、姪の捜索を懇願する。事件の重さにアンジーは難色を示すが、ビーの熱心な依頼に根負けし、二人は仕事を引き受ける。アマンダの母親へリーンを訪ねてみると、彼女は酒とドラッグに溺れた自堕落な暮らし振り。誘拐前は、彼女の育児放棄を見かねたビーとライオネルが何かとアマンダの世話を焼いていたのだった。しかし、捜索は遅々として進まず、誰もが焦燥感に駆られていた。パトリックとアンジーはボストン市警の刑事たちと組んで全力で捜査を進める。次第に捜査線上に浮かび上がるその町の暗部。ドラッグ中毒者、売人、闇を抱えた人間たちが集まる酒場、そして暴力・・・。やがて彼らは、ヘリーンがドラッグの売人から金を盗んだという事実をつかむ。アマンダの誘拐は、この代償だったのか・・・?
 Amazon


『ザ・タウン』のあらすじより長くなってしまった。。
とても興味深いテーマを扱ったサスペンス作品なので、未見であればぜひ一度ご鑑賞を。


ベン・アフレックがこだわるボストン。
犯罪大国と名高いボストンの街とは?

■ボストンの歴史-
1820年代、ボストンの人口が増加を始め、ヨーロッパからの移民の第1波とともに、市の民族的構成は劇的に変化した。この時の新規移民第1波のほとんどを占めていたのは、アイルランド人であった。
19世紀後半、ボストンに住み始めるアイルランド人、ドイツ人、レバノン人、シリア人、フランス系カナダ人、ユダヤ系ロシア人、ユダヤ系ポーランド人の数が増えていった。19世紀の終わりには、ボストンの中心部は異なる民族の移民居住地によってモザイク化していた。イタリア系はノースエンド、アイルランド系はサウスボストンとチャールズタウン、ロシア系ユダヤ人はウェストエンドに住んだ。
20世紀初頭以来、アイルランド系アメリカ人はボストンの政治において大きな役割を果たしてきた。著名な人物に、ケネディ家の人々、ティップ・オニール、ジョン・F・フィッツジェラルドなどがいる。
20世紀初頭ないし中頃には、工場の老朽化・陳腐化や、安い労働力を求める企業の流出に伴い、ボストンは衰退を始めたが、1970年代には市の経済は上向き、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学 (MIT)、タフツ大学、ボストン大学、ボストン・カレッジ、ノースイースタン大学といった大学の存在により、多くの学生がボストンに集まった。その一方で、1974年以降には、人種差別廃止に向けたバス通学をめぐって対立が生じ、1970年代半ばには公立学校周辺でけんかや暴行事件が相次いだ。
コロンビア・ポイント公営住宅は、1953年にドーチェスター半島に建設されたが、計画はうまくいかず、町は荒廃し治安も悪かった。1984年に再開発・再活性化によって、公営住宅はハーバー・ポイント・アパートと呼ばれる、低所得者層に限らない魅力のある居住地域となった。これは、連邦政府の公営住宅事業が、所得層を問わない民間住宅に転換した例としてはアメリカ国内初であり、1992年に始まった連邦政府の公営住宅再活性化プログラムのモデルとなった。
21世紀初頭において、ボストンは学術、科学技術、政治の各面で中心的存在となっており、アメリカの中でも生活費の最も高い都市の一つである。

Wikiより



ダグ達はアイルランド人の設定だ。
The Town_11上の歴史を見ると、移民の流入による人口の増加、その後の人の流出、繁栄と衰退を繰り返すたび、うまく時代に乗れないものがはじき飛ばされ、チャールズタウンのような街に住み着いたように思われる。
銀行はたとえ襲撃を受けて金を取られても、保険による補填で結局は懐は痛まない。
犯罪者が犯罪者を呼ぶ街。それらで街は回っているとも言えるだろう。
そんな光と影のような街にベン・アフレックはカメラを向け続けている。


そんなボストンも、1990年代初め以降は凶悪犯罪は激減している。
20世紀末から21世紀初めにかけて犯罪発生率が低く抑えられているのは、連邦・地区検察庁の取り組みに加え、少年がギャングに入るのを防ぐためのボストン市警の住民グループや教会区との間の協力態勢のおかげであると考えられている。これは、「ボストンの奇跡」という賞賛につながっている。
ということだ。



ジェレミー・レナー(ジェム)
The Town_05ジェフリー・ダーマー(2002)』のジェフリー・ダーマー役でインディペンデント・スピリット賞主演男優賞ノミネート。
S.W.A.T.(2003)』『ジェシー・ジェームズの暗殺(2007)』などで頭の切れる悪役などを演じることが多かったが、2009年『ハート・ロッカー -The Hurt Locker-』で複雑で無謀なアメリカ軍の危険物処理班の男を演じ、アカデミー賞で主演男優賞にノミネートされた。1971年生まれ。40代には見えない。
今年公開予定の『アベンジャーズ -The Avengers-』では着ぐるみにも挑戦。
同じく今年『ボーン・レガシー -The Bourne Legacy-』も北米で公開予定。これはあのボーン4作目だけど、これまでのシリーズのスピンオフのような作品らしい。パメラやアボットなどサブキャラクターはそのままに、ジェレミー・レナーは新キャラクター「ケネス・キットソン」で主役を演じる。どうなることやら、だが取りあえず公開されたら観に行こうと思う。コンクリンも出るのかな。
  ボーン・レガシー公式HP
  『ボーン・レガシー』解説/映画.com


ピート・ポスルスウェイト(ファーギー)
The Town_06独特の風貌でちらっとでも出てきたら必ず目を引く名脇役。この映画では随分とやせてしまったような感じがした。
2011年1月2日、英中西部シュロプシャー州の病院で死去した。64歳没。まだ若かったのに残念だ。
本作では裏社会の元締め役。

クリス・クーパー(ダグの父スティーヴン・マクレイ)
The Town_10アメリカン・ビューティー(1999)』で、ナチスを信奉する厳格な元軍人の父親を演じて注目される。2003年に『アダプテーション』でアカデミー助演男優賞を受賞。
独特のオーラがあり、イヤな役が多い。
とりわけ『ボーン・アイデンティティー -The Bourne Identity-(2002)』のコンクリンが大嫌い。
本作での出演シーンは少ないが、犯罪者の息子を持ち、自身も妻に逃げられた犯罪者であり格子の中という複雑な役を演じ存在感を示した。




多彩な役者が、抑えた演技で取り組んだアメリカの犯罪映画『ザ・タウン』。
BGMもあまり使われずリアルに描かれ、特に銀行襲撃シーンはそのあまりにも鮮やかな手口が芸術のようだ。ダグ達4人は計画的ではあるが自由に強盗しているのかといえば、そうではない。犯罪の裏社会でがんじがらめになっている様子は、まるで蜘蛛の巣に捕らわれた小さな虫のようだ。
それに気がつく者のみが、この街を見下ろすことが出来る。

ダグの父親スティーヴンの「サウス(サウスボストン)やドーチェスターの奴らにバカにされるのは我慢ならない」という台詞があるが、刑務所の中でありながら、どこまでいってもタウンに絡め取られている様子がありありとして、秀逸な場面だ。

ぜひ一度ベン・アフレックのカメラの向こうを覗いてみてほしい。
ではまた

The Town_13



■ボストンを舞台にした映画■



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『3時10分、決断のとき』(2007) - 3:10 to Yuma -

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「生きる」とは何なのか

310 to Yuma_00


■3時10分、決断のとき -3:10 to Yuma-■
2007年/アメリカ/122分
監督:ジェームズ・マンゴールド
脚本:ハルステッド・ウェルズ、マイケル・ブラント、デレク・ハース
製作:キャシー・コンラッド
製作総指揮:スチュアート・ベサー、ライヤン・カヴァナー、リンウッド・スピンクス
音楽:マルコ・ベルトラミ
出演:
ラッセル・クロウ(ベン・ウェイド)
クリスチャン・ベール(ダン・エヴァンス)
ベン・フォスター(チャーリー・プリンス)
ピーター・フォンダ(賞金稼ぎバイロン・マッケルロイ)
グレッチェン・モル(アリス・エヴァンス)
ローガン・ラーマン(ウィリアム・エヴァンス)
ダラス・ロバーツ(グレイソン・バターフィールド)
アラン・テュディック(ドクター・ポッター)
ケヴィン・デュランド(タッカー)

南北戦争終結間もないアリゾナ。
狙撃手として従軍、負傷で片足が不自由になったダン・エヴァンスは妻と二人の息子と共に荒野で小さな牧場を営み生活していた。鉄道網を敷く予定の場所に彼の牧場があるため、日々嫌がらせを受けている上、干ばつのため借金がかさみ生活は苦しい。
そんな折、悪名高い無法者ベン・ウェイド一味が駅馬車を襲う場面に居合わせてしまう。手下は逃げたが保安官に逮捕されたウェイドは裁判所のあるユマへ連行されることが決まる。コンテンションの町にある駅からユマ行きの列車が出るのは三日後の午後3時10分。ダンは危険を承知で200ドルのために護送役に名乗り出る-


※当時の1ドル=当時の日本の1両に当たる。1両は時によるが江戸時代中~後期では3~5万円相当。町人1人が1年暮らせるほどの額らしい。幕末で1両3~4千円。仮に4千円として200ドルで80万円。江戸時代であれば単純に町人が20年前後遊んで暮らせる額となる。(あくまで各所から情報を寄せ集め計算しただけです。)



カウボーイ&エイリアン』を観た後、この『3時10分、決断のとき』を録画してあったことを思い出し視聴。
この正当派西部劇は1953年3月に発表されたエルモア・レナードの短編小説を映画化した『決断の3時10分』(1957)のリメイクである。
無法者一味のボスを単純な悪として表現せず、一人の人間として掘り下げた事は当時としては珍しいのではないだろうか。有名な西部劇『シェーン』も原作小説と同じ1953年製作。
※西部劇の簡単な歴史についてはこちらの記事をご参照ください。


監督はジェームズ・マンゴールド
310 to Yuma_09大好きなサスペンス映画『アイデンティティー』(2003)の監督さんだった。どうりで登場人物が多くても個々の人物像がよく分かる。
代表作に『君に逢いたくて』(1995)、『17歳のカルテ』(1999)、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2005)、『ナイト&デイ』(2010)などがある。


クリスチャン・ベール(ダン・エヴァンス)
310 to Yuma_03スピルバーグ監督作『太陽の帝国』(1987)で映画デビュー。4000人のオーディション参加者から選ばれた。当時13才。
最近は『バットマン』シリーズで有名だが、『アメリカン・サイコ』(2000)、『マシニスト』(2004)などの映画に主演しているあたり、ただのアクション俳優では無いとみた。多彩なジャンル、役どころで出演するから、どういう俳優さんなのか自分の中で掴みきれない難しい人だ。
2010年公開の『ザ・ファイター』でゴールデングローブ賞 助演男優賞、アカデミー助演男優賞を受賞している。もうすぐWOWOWでやるので楽しみだ。

ラッセル・クロウ(ベン・ウェイド)
310 to Yuma_02マキシマスですね。
私生活では短気、粗暴で扱いにくい人のようだが、この怒りを抑えた演技はどうだ怒りをため込み、目で笑う。この人の笑っている目ほど複雑で怖いものは無い。
枝にとまっている鳥が飛び立ち、それを目で追うシーンが今作にも『グラディエーター』にもあり、どちらも作品内で最初のラッセル・クロウ登場シーンとなる。役柄は違えど純粋で子供のような目をしているのはその時だけで、後は背負っているものを複雑に表現する。
そういった意味では『グラディエーター』(2000/ アカデミー主演男優賞)と今作『3時10分、決断のとき』が彼の代表作と言える。こんなラッセル・クロウをまた観たい。
1964年生まれ、ニュージーランド出身。


ベン・フォスター(一の子分チャーリー・プリンス)
310 to Yuma_05今作で特別賞をあげたい人チャーリー。ベン・ウェイドの下で一味をまとめる。
←この画像では分かりにくいが、非道、冷徹、利口で単純。ボスを守るためなら得意の二丁拳銃でなんでもする。まるで従順なロボットのようだ。他の子分達が機会さえあれば下克上を狙う輩である中で際だっており、ボスの信頼も厚い。ある意味とても魅力的な蛇のような目をした男だ。薄いベージュ色の衣装もよく役柄に合っていた。
演じたのはベン・フォスター。今までノーチェックだったのが口惜しいぞ。1996年から俳優活動をしており、映画にドラマに出演作は結構ある。
 ・フラッシュ・フォワード Flash Forward (1996-1997)
 ・フォーン・ブース Phone Booth (2002)
 ・11:14(2003)
 ・パニッシャー The Punisher (2004)
 ・ホステージ Hostage (2005)
 ・X-MEN: ファイナル ディシジョン X-Men: The Last Stand (2006)
 ・アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン Alpha Dog (2007)
 ・30デイズ・ナイト 30 Days of Night (2007)
 ・パンドラム Pandorum (2009)
 ・メカニック The Mechanic (2011)




二人の男の生き様を軸にしたこの西部劇『3時10分、決断のとき』。
家族のため、生活のため、200ドルのため、そして自身の自尊心を取り戻すため旅に出た男ダン。
幼い時に親に捨てられ荒野に放り出された男ベン・ウェイド。そのしなやかな生き様は動物的であるとも言える。
彼らが生きた西部開拓時代とはどのような時代だったのか。

西部開拓時代とは!?

西部開拓時代(American Old West)とは、19世紀(特に1860年代に始まり1890年のフロンティア消滅まで)における、北アメリカの時代区分の一つ。オールド・ウェスト (Old West) 、ワイルド・ウェスト (Wild West) とも呼ばれる。
植民地時代から発展していた大西洋岸から太平洋岸まで漸進的に未開拓地域が開拓されていった。1848年にカリフォルニア州で金鉱が発見されるとゴールド・ラッシュの到来が開拓を後押しした。また、1869年にはアメリカ合衆国で最初の大陸横断鉄道が開通した。いっぽう先住民であるインディアンにとっては、突然やって来た侵略者に自分達の土地を強奪されたうえに殺戮された時代でもある。
アメリカ合衆国東部で1871年ごろに第二次産業革命が始まった頃、フロンティアには人が集まり始めた。ワイルド・ウェストの初期は土地の大部分が公有地で、広い土地での畜産も農業も自由であった。地方の法執行機関もほとんどなく、軍は特定の場所に集中していた。バッファローの狩猟者、鉄道労働者、放浪者、兵士らの小競り合いが銃撃戦に発展した。
当時、牛追いを襲う牛泥棒は深刻な犯罪であった。牛泥棒は自警団によって私刑に処される結果となった(ただし、この手の物語はたいていがフィクションである)。メキシコ人の牛泥棒と、コマンチェロ(コマンチ族と交易をしていたヒスパニック系商人)と手を組んだ無法者たちは、メキシコ政府がこの慣習を支持していたことで非難され、南北戦争以前から19世紀の終わりまでの主要な問題となった。  Wikiより



ロン・ハワード監督『遥かなる大地へ』(1992)でトム・クルーズとニコール・キッドマンが土地を得るため、馬や馬車で駆けていた場面が思い出される。よーいドンで参加者が一斉に欲しい土地へ走り出し、早い者がその土地の所有者となったシーン。
またアウトロー軍団の腕のいいメキシコ人狙撃手が出てきたのは『カウボーイ&エイリアン』(2011)だったか。

発展していく所には人が集まり金が集まる。
法執行機関は設置されはしたが、
西部開拓時代の辺境地域の保安官には様々な種類の人物が就任した。荒くれ者を取り締まるために凶悪犯の前科を持つ者や得体の知れない流れ者のガンマンがその職に就任することがあった。税の取り立ても任されたので地域の有力者と癒着することが多く、自ら地域のアウトローたちのボスになって悪徳の限りを尽くす者もいた。多くは公募に対して射撃の腕に自信がある者が名乗り出、地元住民の選挙によって選ばれた。
こんな時代だ。

そもそもアウトロー(無法者)とは

語源的には犯罪等により法の保護を受けられなくなった人物をさす。しかし、現代ではもっぱら西部劇での無法者及びそのような生活スタイル(自ら好んで法の埒外に身を置く)を示す語として用いられることが多い。本来は法律用語で対象となる人物に付される厳しい宣告の一つである。
アウトロー宣告を受けると「市民としての死」(civil death, 市民権剥奪)が科せられた。この宣告は社会的な死であり、あらゆる市民社会から排除され、如何なる者も彼に食事や隠れ処その他の援助を与えることが禁じられた。もし援助すれば couthutlaugh (=A person who harbored an outlaw)の罪に問われ援助者自身が宣告を受ける虞れがあった。支援した者が許されるにはアウトローを殺さなければならなかった。実際にアウトロー殺しは推奨され、「アウトローは市民社会を無視したので、社会もアウトローにいかなる義務を負わない」という論理で、殺しても殺人罪に問われることはなかった。彼らに市民権はなかったので訴えたり保護を求めることはできず、自らが法的責任を負った。日本では「無宿人」が相当する。

Wikiより



310 to Yuma_10有名なアウトローにジェシー・ジェイムズコール・ヤンガービリー・ザ・キッドなどがいる。
極悪非道な輩達ではあるが、同じく極悪な町の支配者や保安官がいる中で、痛快なまでの強盗やその悲劇的最後は人々の同情を集め、強者に立ち向かうロビン・フッドのイメージに重ね合わせる者がいたのも事実であり、一部のアウトロー達は伝説となる。


画像はビリー・ザ・キッド





310 to Yuma_07そして今作の無法者のボス‘ベン・ウェイド’
ダンの上の息子ウィリアムは、一味による駅馬車強盗目撃からウェイド護送と父親と行動を共にする。
護送初期のウェイドを見るキラキラした目が、実に子供らしい。
彼もこの旅で大きく成長する。





人は元来、善と悪を併せ持つ。
個々人で善悪の価値観があり、バランスを持っている。
小さな嘘をついたとき、そのバランスが崩れて罪悪感を持ち、善で補うことで自分を許すことが出来る。(奥さんについた嘘が気になって、ついつい花やケーキなど買って帰り結局嘘がばれるというアレですね。)

ダンとウェイドは「お金を得ること」をそれぞれ共通目的とはしているが、このバランス感覚が絶対的に違っている。それを一緒に行動してつぶさに目撃していく息子ウィリアムは観客の目でもある。
ダンとウェイド、ダンと息子ウィリアム、ウェイドとウィリアム、ウェイドと賞金稼ぎバイロン。そして忘れてはならないのがウェイドとチャーリー。
彼らのバランスの計り方と自尊心に対する考え方が見どころです。
そして最後に蛇の目チャーリーのために祈ってやってください。
悪いヤツですが可愛そうなヤツでもありました。


余談--
いくらでも贅沢できる今の時代に1億あっても2億あっても足らないけれど、この19世紀に次々と強盗を繰り返していたギャング達は何に使っていたんだろう?
ちなみにジェシー・ジェイムズ強盗団は4人ほどで1866年2000ドル、1867年4000ドル、1868年14000ドル、1871年40000ドル奪っている。
大きな牧場を経営するなどの目的があるならいざしらず、アウトローだからそれも無理だろうし。。


謎を残し、ではまた

310 to Yuma_01

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『ゾンビランド』(2009) -Zombieland-

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くっきりはっきり明るいところでよく見える。楽しいゾンビ映画


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■ ゾンビランド - Zombieland - ■
2009年/アメリカ/88分
監督:ルーベン・フライシャー
脚本:レット・リース、ポール・ワーニック
撮影:マイケル・ボンヴィレイン
音楽:デヴィッド・サーディ
出演:
ジェシー・アイゼンバーグ
ウディ・ハレルソン
エマ・ストーン
アビゲイル・ブレスリン
大勢のゾンビのみなさんとビル・マーレー



あらすじ:
謎のウィルスに汚染された一つのハンバーガーが原因で世界全土の人類がゾンビ化。数少ない生き残りテキサスのオンラインゲームおたく大学生コロンバスは両親の住むオハイオへ向かっていた。ゾンビ撃退で壊れた車を捨てたコロンバスは自分とは真逆のワイルド筋肉射撃男のタラハシーに拾ってもらう。プロの詐欺姉妹とも合流し姉妹の希望であるゾンビがいないと言われているロサンゼルスを目指すが-



監督はルーベン・フライシャー
Ruben_Fleischer今作が長編デビュー作で、それまではテレビCM、ミュージック・ビデオの監督を務めていた。その経験は今作にもいかされている。
スローモーションとスピード感あふれる映像との組み合わせや、壊れたたくさんの車、多くのゾンビが出てくる雑多な場面も配置や動きが綿密に計算されており、何か全体がすっきりしていて無駄がない。
この『ゾンビランド』は高く評価され、3Dによる続編が企画されているが製作にはまだゴーサインが出ていない状態。そんななか「続編映画に代わって30分のTVシリーズ企画が進められている」とスクープされた(tv Groove/2011年10月現在)。
監督の公開済み最新作は同じくジェシー・アイゼンバーグ主演『ピザボーイ 史上最凶のご注文 30 Minutes or Less』(2011/ 監督・製作)。


主演コロンバス ジェシー・アイゼンバーグ
Zombieland_11
1983年生まれ。童顔でこぢんまりした感じがどうもシャイア・ラブーフと重なる。
1999年にテレビシリーズの『ゲット・リアル』で俳優デビュー。テレビ映画やインディーズ映画などでキャリアを重ね『ソーシャル・ネットワーク』で主演マーク・ザッカーバーグ役に決定(シャイア・ラブーフも候補にあがっていた。やっぱりね)。この演技で第83回アカデミー賞・主演男優賞にノミネートされた。
 この映画でシャイア・ラブーフとの違いをはっきり認識しました。


タラハシー ウディ・ハレルソン
Zombieland_13
オリバー・ストーン監督の話題作『ナチュラル・ボーン・キラーズ』(1994)で頭角を現した彼は、1996年ミロシュ・フォアマン監督の『ラリー・フリント』で実在のポルノ雑誌編集者を演じてアカデミー主演男優賞にノミネートされた。危険な男だけでなく間抜けな男も演じられるのが強み。
ナチュラル・ボーン・キラーズ』については2月20日のこちらのブログ記事で詳しく紹介させてもらってます。


詐欺師姉妹 エマ・ストーンアビゲイル・ブレスリン
Zombieland_19 Zombieland_18
エマ・ストーンは1988年生まれ。2007年公開の映画『スーパーバッド 童貞ウォーズ』で長編映画デビュー。その後コンスタントに映画出演を続けている。

Zombieland_20アビゲイル・ブレスリンは1996年生まれ。2002年にM・ナイト・シャマラン監督作品『サイン』でメル・ギブソンの娘役で映画デビュー。『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)でオリーヴ役を好演し、同年の放送映画批評家協会賞若手女優賞、東京国際映画祭女優賞を受賞。さらに第79回アカデミー賞では、史上4番目の若さ(10歳11ヶ月)で助演女優賞にノミネートされた。





今やゾンビは知らない人はいないほどその存在を定着させ、ホラーにコメディに大忙しだ。

ゾンビとは!?
おそらく実在するものではないので起源というのもおかしいが、Wikiではこうなっている。
Zombieゾンビは「生ける死体」として知られているが、元来は「お化け」や「妖怪」など『視認できる物の怪全般』を指す。ヴードゥー教のルーツであるヴォドゥンを信仰するアフリカ人は霊魂の存在を信じているが、こちらについては「目に見えないもの」として捉えている。 「ゾンビ」は、元はコンゴで信仰されている神「ンザンビ(Nzambi)」に由来する。「不思議な力を持つもの」はンザンビと呼ばれており、その対象は人や動物、物などにも及ぶ。これがコンゴ出身の奴隷達によって中米・西インド諸島に伝わる過程で「ゾンビ」へ変化し、対象も「不思議なもの」から「妖怪」へと変わっていった。


この説明ではまるで「早く寝ないと●●が来るぞぉ」の●●の言い伝えみたいですね。
いやでも実はですね、以前ヒストリー・チャンネルか何かで見たんですが、ゾンビ・パウダーを使ってゾンビを作る術がある と。
確か「うちの娘がゾンビになって墓から戻ってきた。ほらこの子です」って映像にも流れてました。
それは虚ろに一点を見て座っている娘さんで生気は無し。でも映画にあるように歩き回ったり走ったりもちろん人を食べたりはしてなかった。ほんまかいな、と思って見てたけど。
↑のWikiの続きにはこの「ゾンビパウダー」と「ゾンビ化」についても記述があります。詳しくはそちらで。



Whitezombieで、こんなゾンビが初めてフィルムに登場したのは驚くべき昔で1932年。
ドラキュラで有名なベラ・ルゴシ主演『恐怖城』(White Zombie)。タイトルの「White Zombie」というのは白人の設定だからかな。なかなか史実に忠実ですね。
ちなみにベラ・ルゴシ主演『魔人ドラキュラ』は1931年。

それからもぞくぞくと作り続けられ、とうとう登場
ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生』Night of the Living Dead(1968)
Night_of_the_Living_Dead ジョージ・A・ロメロ監督作。
理性の喪失、頭部の破壊以外は不死身など現在のゾンビの基本的なルールをつくった作品であり、全編に横溢するカニバリズムや反モラル的ラストなど、当時のタブーに挑戦した内容。
ゾンビはもちろん、人食い○○、暴力映画、ゲームなんかが溢れる現代とは違って当時は相当物議を醸したことでしょう。
でもこの時はゾンビはまだよたよたと歩いている。

この後は色々な亜流やおかしなものも含め、ありとあらゆるゾンビ映画が製作された。
 ・1978年 ゾンビ(Dawn of the Dead) ジョージ・A・ロメロ
 ・1979年 サンゲリア(ZOMBIE) ルチオ・フルチ
 ・1981年 ビヨンド(...E tu vivrai nel terrore! L'aldilà) ルチオ・フルチ
 ・1981年 死霊のはらわた(The Evil Dead) サム・ライミ
 ・1983年 スリラー(Thriller) マイケル・ジャクソン/監督ジョン・ランディス
 ・1985年 死霊のえじき(Day of the Dead) ジョージ・A・ロメロ
 ・1985年 デモンズ(Dèmoni) ランベルト・バーヴァ
 ・1985年 バタリアン(Return of the Living Dead) ダン・オバノン
 ・1989年 ペット・セメタリー(Pet Sematary) メアリー・ランバート
 ・1992年 ブレインデッド(Braindead) ピーター・ジャクソン
 ・2002年 28日後...(28 Days Later) ダニー・ボイル ← 走るゾンビの先駆け的作品
 ・2002年 バイオハザード(Resident Evil) ポール・W・S・アンダーソン
 ・2004年 ドーン・オブ・ザ・デッド(Dawn of the Dead) ザック・スナイダー
 ・2007年 REC/レック(REC) ジャウマ・バラゲロ、パコ・プラサ
 ・2008年 ダイアリー・オブ・ザ・デッド(Diary of the Dead) ジョージ・A・ロメロ

いやもうとても紹介しきれないので、興味のある方はこちらをご参照ください。



こんなもう、どうしようもないほどゾンビ映画飽和状態の中で作られた『ゾンビランド』。
ゾンビマニアにもホラーマニアにも普通の人にもなぜ受けたのか。
それはゾンビをやっつけるのが主題ではなく、ゾンビの世界でいつの間にか捨ててしまっていた個々の「人間性」を取り戻すことに主眼を置いたコメディだったからではないかと思う。
あくまでも軽く、あくまでもさらりと、人として人と関わり生きることを突きつけてくる。

  友人もいない家族とも希薄な孤独ゲーマーおたく
  子供を無くし銃だけを頼りに一人生きている男
  誰も信用せず人をカモって世渡りしている姉妹

あなたはどれにも当てはまりませんか?
自分は一つ当てはまるかも。。

ではまた



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