QLOOKアクセス解析

momoな毎日

古いカルト映画から最新アクション、海外ドラマまでいろいろレビューしています。好物はオカルト、サイコ、殺人鬼、吸血鬼、廃病院、エイリアン、人魚、ローマ時代などなど。結果的にホラーものが増殖中。

このブログは引っ越しました。
http://momo-rex.com
個別ページは3秒後に移転先に自動転送されます。ビックリしないで・・・

移転先新着記事


カテゴリ別記事一覧

スポンサーサイト

Posted by momorex on  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『スピーシーズ 種の起源』(1995) - Species -

Posted by momorex on   4  0

entry-image_407
“1作目は案外きちんと作られていたんだ”シリーズ。続編が出るたび、「ヘンなの」という感想のまま観なくなったシリーズ映画だったけど、久し振りに1作目を観てびっくり。ストーリーはきちんと流れ、有名なあんな人やこんな人も出ているし、『エイリアン』を彷彿とさせるシーンがあったり、何よりモンスターデザインはギーガーときた。

Species_03■スピーシーズ 種の起源 - Species -■
1995年/アメリカ/109分
監督:ロジャー・ドナルドソン
脚本:デニス・フェルドマン
製作:フランク・マンキューソ・Jr 他
撮影:アンジェイ・バートコウィアク
音楽:クリストファー・ヤング
モンスター・デザイン:H・R・ギーガー
出演:ベン・キングズレー(フィッチ)
   マイケル・マドセン(プレス)
   アルフレッド・モリナ(スティーブン)
   フォレスト・ウィテカー(ダン)
   マージ・ヘルゲンバーガー(ローラ)
   ナターシャ・ヘンストリッジ(シル)
   ミシェル・ウィリアムズ(シル少女期)


解説:
宇宙からの情報を基に人類が作り出した生命体の暴走を描くSFスリラー。
(allcinema)

あらすじ:
宇宙の未知の存在からDNA塩基配列を含んだメッセージを受けたSETI(地球外文明探査)のチームは、人類のDNAと掛け合わせて新たな生命体を誕生させることに成功する。シルと名付けられた生命体は見かけは可憐な少女だったが、恐るべき力を宿していることが分かる。シルを抹殺することに決めたチーム。しかしシルは暴れだし、その混乱の中、研究所を逃げ出してしまう ―


関連記事
スポンサーサイト

『エクスペリメント』(2010) -The Experiment-

Posted by momorex on   0  0

ドイツ映画『es[エス]』(2001/原題:Das Experiment)のアメリカリメイク。
1971年にアメリカのスタンフォード大学で実際に行われた心理学実験を元に製作。
「Experiment」とはそのまま「実験」の意。

The Experiment_10


■エクスペリメント -The Experiment-■ 2010年/アメリカ/97分
監督:ポール・T・シュアリング
脚本:ポール・T・シュアリング他
原作:マリオ・ジョルダーノ
音楽:グレーム・レヴェル
撮影:アメリア・ヴィンセント
製作:マーティ・アデルスタイン他
出演:
エイドリアン・ブロディ(トラヴィス)
フォレスト・ウィテカー(バリス)
キャム・ギガンデット(チェイス)
クリフトン・コリンズ・Jr(ニックス)
イーサン・コーン(ベンジー)
マギー・グレイス(ベイ)
       
老人ホームで介護人のパートをしていたトラヴィスは予算削減で一時解雇されてしまった。反戦デモに参加するようなスタイルのトラヴィスだが今後の生活の見通しが立たなくなる。そんな時、「日当1000ドル14日間の心理学実験参加者募集」の広告記事を新聞に見つけ応募してみることにする。“きわめて安全な環境で行なわれ、危険はない。ただし、人権を侵害する可能性がある”と説明されるが-





映画『es[エス]』でそんな事があったのか、と多くの人に知らしめた「スタンフォード監獄実験」。
その内容は
1971年8月14日から1971年8月20日まで、アメリカ・スタンフォード大学心理学部で、心理学者フィリップ・ジンバルドー (Philip Zimbardo) の指導の下に、刑務所を舞台にして、普通の人が特殊な肩書きや地位を与えられると、その役割に合わせて行動してしまう事を証明しようとした実験が行われた。模型の刑務所(実験監獄)はスタンフォード大学地下実験室を改造したもので、実験期間は2週間の予定だった。
新聞広告などで集めた普通の大学生などの70人から選ばれた被験者21人の内、11人を看守役に、10人を受刑者役にグループ分けし、それぞれの役割を実際の刑務所に近い設備を作って演じさせた。その結果、時間が経つに連れ、看守役の被験者はより看守らしく、受刑者役の被験者はより受刑者らしい行動をとるようになるという事が証明された。
 Wikiより


禁止されていた看守役から囚人役への暴力行為がひどくなり、あまりにも危険な状態になったため途中で強制的に中止されたこの実験。
es[エス]』ではその実験内容がだいたい忠実に再現されている。
対してこの『エクスペリメント』では実験については全体的にやんわりと表現するに止め、個々人の本来持っている特性と普段の生活、実験への参加動機、実験中の行動、そしてどう変わっていくかが詳細に語られている。
es[エス]』がこの非人道的実験を告発する形であったのに対し、本作は現代において人間の善悪に対する考えとその行動を問う作品となっている。


ポール・T・シュアリング 監督・脚本
大ヒット海外ドラマ「プリズン・ブレイク」企画者・製作総指揮として広く知られ、筆頭脚本家でもある。2006年、ゴールデングローブ賞の作品賞(ドラマ部門)にノミネート

エイドリアン・ブロディ(トラヴィス)
The Experiment_01実験参加者選考テストで「道徳的判断の基準は?」と問われて「自分だ」とはっきり答える事が出来るトラヴィス。
決して傲慢ではなく自信に満ち、誠実に仕事をしていたトラヴィスが、実験で屈辱を受けて人権を踏みにじられ、どう変わっていくのかを見事に演じたエイドリアン・ブロディ
29歳という史上最年少でアカデミー主演男優賞を受けた『戦場のピアニスト』(2002)‘シュピルマン’を彷彿とさせた。2010年は『プレデターズ』も公開されている。
本作中、囚人になってからそのうち鼻の骨を折るのではないかとヒヤヒヤして観ていたのは内緒です。


フォレスト・ウィテカー(バリス)
The Experiment_03トラヴィスとは対照的に「絶対的な善悪の判断基準は?」との問いに「神を信じていれば自ずと判断できる。でしょ・・?」と答えたバリス。その他にも参加テスト時にボーイスカウトやドリルチーム(スポーツなどで、自軍チームの応援のために厳しく、正確に訓練された行進や体操などの模範演技を見せるチーム)の経験を語ったり、敬虔な教会信徒であることをアピールする。
そこには真面目で堅物なようでいて、実は自分の考えで行動できない自己不在が見て取れる。そんな彼が看守役になってどう行動するのか見てみたいのはこの研究者だけではないだろう。
フォレスト・ウィテカーはこの複雑な役を彼らしく演じた。
自分は『ラストキング・オブ・スコットランド』(2006)‘アミン’より最近観た『狼たちの報酬』(2007)のおどおどした銀行員の方がいいと思える。『フォーン・ブース』(2002)‘レイミー警部’も良かったな。それだけ嫌なやつ役が上手いということだけども。


キャム・ギガンデット(チェイス)
The Experiment_05軽薄な男チェイス。
自身のモットーは「女を食ってハッパを吸って笑顔で暮らせ」。犯罪すれすれのアメリカ下層階級代表を体現。
どっかで最近見たこの人、と思って調べてみてびっくり。『バーレスク』(2010)の‘ジャック’(主人公アリの恋人になるウェイター)だった。人はこうも変わるものなのか?
主な出演作にドラマ『The O.C.』、『トワイライト〜初恋〜』(2008)、『アンボーン』(2009)、『ザ・ルームメイト』(2011)などがある。29才。これからです。

クリフトン・コリンズ・Jr(ニックス)
The Experiment_06迫力満点、強面ニックス。
真っ当なお金を稼ぎたくて犯罪歴を隠し実験参加。刑務所に慣れているのか看守のやり過ごし方に詳しい。
睨みをいかした役柄が多いクリフトン・コリンズ・Jr。とりわけ『カポーティ』(2005)での実在の犯罪者‘ペリー・スミス’役が印象的。1970年ロサンゼルス生まれ。

イーサン・コーン(ベンジー)
The Experiment_09コミックではなくグラフィック・ノベルの作家だと主張するベンジー。いつか売れて有名になることを夢に持っているようだが現実は厳しそうだ。
あくの強い実験被験者の中で「ごく普通の人」を受け持つ係のようだ。



この作品でもう一つ重要な登場人物に「監視カメラ」がある。
カメラの向こうには実験を企画した心理学者がいるんだけども、被験者によって捉え方は様々だ。
The Experiment_07


トラヴィス
あちこちで常に自分を監視しているカメラは、まるで政府などの体制側の象徴のようでいまいましく見上げることが多い。が、いざという時には通信手段として利用しようとするなど臨機応変に対処できるものである。

バリス
行く先々で存在が気になって仕方がない。それは自分の頭を上から押さえつけて、もがいてもふりほどくことが出来ないものの象徴だ。それに支配され、それの僕になり、それなくては生きていけないほどだ。彼にとっての「それ」とはいったい何でしょう?

チェイス
一切気にしない。
あ、それでも一つの事だけにおいては人目を憚るだけの恥じらいはあるらしい。




社会の縮図を描いたようなこの作品。監督からのメッセージは全てトラヴィスに語らせているのでとても分かりやすい。が、登場人物とそれぞれの取った行動を考えたとき、いったい自分ならどの人に似ていてどう行動するだろうか、などと思い始めると寝られなくなること確実です。
いやだなぁ、もうこういうの

ではまた






にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ




関連記事

『狼たちの報酬』(2007) -The Air I Breathe-

Posted by momorex on   0  0

The Air I Breathe_01


出口を探す物語-

順調に人生を歩んできた真面目な銀行マン。
職もあり家もある。
だが足りない。自分はもっと大きなものを掴むはずだと考えている。

未来のかけらが透視できるギャングの手下。
未来が見えても状況は変わらない。未来を変えることは出来ない。
その事に耐えるだけの寡黙な男。

人気ポップスター。
虚像である自分に慣れてしまっている。
幼いときに目の前で父を亡くし喪失感に苛まれているが、本人は気づいていない。

清潔感漂う医師。
学生時代から愛していた人は親友と結婚。
3人今でも仲がいいが、その人をずっと愛し続けている。


そんな4人のオムニバス的な個々の話が絡み合う群像劇。
■狼たちの報酬■ 2007年/メキシコ・アメリカ/97分
 監督: ジエホ・リー
 脚本: ジエホ・リー、ボブ・デローサ
 出演: フォレスト・ウィテカー
     ブレンダン・フレイザー
     サラ・ミシェル・ゲラー
     ケヴィン・ベーコン
     アンディ・ガルシア
     ジュリー・デルピー


豪華な俳優陣を使った映画なのに日本劇場未公開。
DVDは2010年12月3日に発売されている。


いや、タイトルからフランスのフィルム・ノワール的なものか、マフィアものかと思ってた。
録画してたものを今日観て、群像劇好きにはいいもの拾った気分です。




名前の無い4人の登場人物。
それぞれの世界で自分が思っていたくらいには成功しているが満足とはいえず、何かを模索している。
結果的にその4人に探していたものを与えることになる狂言廻し役がギャングのボスというのが面白い。
しかしこのギャングのボスも今の仕事は時代遅れと感じ、次なる稼ぎの手段を探している。


銀行マンにフォレスト・ウィテカー
The Air I Breathe_02
親しい友人もなく、おどおどした毎日に嫌気がさしている。
いつもは存在感のある役どころが多いが、今作では日常に埋没するかのような小さな人間の役。
最後に開放感に満ちあふれ幸せな一杯な様子が描かれるが、晴れ渡った空と重なって印象的だった。
アメリカドラマ『ザ・シールド ルール無用の警察バッジ』での強烈な内部監査官キャバナーとはまるで違った役どころ。


ギャングの手下にブレンダン・フレイザー
The Air I Breathe_07
寡黙で影のある男役。
この人はちゃらけた『ハムナプトラ』なんかもいいけど、こういった役の方が断然いいですね。
クラッシュ』(2004)の検察役も良かった(これも群像劇ですね)。


ポップスターサラ・ミシェル・ゲラー
The Air I Breathe_09
この人は年を取らないんですか?
初めて見たのは確かアメリカドラマ『バフィー ~恋する十字架~』(1997~)。
呪怨 パンデミック』(2006)なんかとは比べものにならないほど綺麗でした。


医師ケヴィン・ベーコン
The Air I Breathe_11
珍しくさわやかな役どころ。
13日の金曜日』(1980)で殺された後、『フットルース』(1984)でブレイク。
出演作はたくさんありますが、自分はショーン・ペンティム・ロビンスと出演した『ミスティック・リバー』(2003)が気に入っている。



実は重要な役どころギャングのボスアンディ・ガルシア
The Air I Breathe_04
またギャングのボスです。
昔からの‘みかじめ料’やノミ屋の上がりだけではやってけないと考え行動を起こすがうまくいかない。
このボスだけが最後まで欲しいものを手にすることが出来ないと。ここが面白いところです。
アンディ・ガルシアの最高傑作は誰がなんと言っても『アンタッチャブル』(1987)だろうなぁ。
ケビン・コスナーロバート・デ・ニーロも霞むほどのかっこいいシーンがあったものです。
それからの出演作は大体観たけど残念なことに越えるもの無し。




この映画の最初にこんな名言が映し出されます。
 - 感情の波は、その形を長く保持できない -
ヘンリー・ウォード・ビーチャー牧師


一時の感情は一時的なものであって、いつまでも自分の中で続くものではないよ。本来の自分を見失うな、みたいな意味なのか。

ところでこの4つの物語にはそれぞれタイトル的なものが付いています。
 幸福 :Happiness
 希望 :Pleasure
 悲哀 :Sorrow
 愛  :Love
これらは彼らに足りないものであり、欲しているもの。
彼らは手に入れることができるのか。それは映画を観てのお楽しみ。
あ、ボスに付けるタイトルがあるとすれば
 欲  :greed
です。あってもあっても尽きないものですね。

ではまた



にほんブログ村 映画ブログ 外国映画(洋画)へ



関連記事
該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。